こんにちは、せおねこです。
今回はICL体験レポ③術前検査についてお話しします!
前回の適応検査編はこちら⇩
最初からはこちら⇩
自分がICL治療可能か判断する適応検査は約2時間ほどかかりました。
適応検査で自分がICL治療可能と判断されたら、次は術前検査というものを受けます。
この術前検査を受けることによって、自分の目に入れるレンズの度数が確定し、気になる金額と手術日を先生から教えてもらえます。
検査内時間としては30分ぐらいで終わりました。
適応検査と違ってすぐ終わった!楽!
このブログで分かること
- 術前検査では具体的に何をされるのか
- 術前検査の必要性(どうして適応検査だけではダメなのか)
- 術前検査後に「やっぱりICLやめます」とキャンセルすることは可能か
- 術前検査を受けるときに気をつけるべきことはあるのか
詳しい内容について以下で説明しますね。
術前検査の具体的な内容
まずは1つ目。「術前検査」の具体的な内容をお伝えします。
私がクリニックを訪れた際にしてもらったことは、
- 視力検査
- 血液検査のための採血
- 先生の診断。(レンズ度数確認と金額、手術日調整)
大きく分けてこの3つでした。ではそれぞれの詳細を説明しますね。
視力検査
まず最初に適応検査同様、視力検査を受けました。
視力検査なら適応検査でしたじゃん。なんでまたするの?
視力は日によって多少変わるらしく、前回の適応検査で測った視力と、今回の術前検査で測った視力の結果をもとに最終的なレンズの度数を確定するそうです。
適応検査時の視力と術前検査時の視力に差がないか確認して、患者さんと最終的な度数について相談して決めていきます
私は前回の視力結果とあまり差がなかったので、レンズの度数もすぐ決まりました。
コンタクト装用時の視力は1.0でしたが、ICL後は1.5まで上がりました。(1.5までが過剰矯正にならないギリギリのラインでした)
視力検査だけなのでこれもすぐ終わりました。心のハードルは限りなく低めです。
血液検査
次に感染症がないか、先生に採血してもらって血液検査を行います。
検査結果は採血後1週間に出るらしいですが、私が受けたクリニックでは検査結果に異常なければ特に電話などの連絡はしないとのことでした。
私は無事連絡が来なかったので異常なしでした!先生いわく、ほとんどの方が異常なしとのことです
先生の診断
最後に先生に目の状態を確認してもらい、一緒にレンズの度数を決めていきます。
適応検査時の視力結果と、今回の視力結果を先生が確認し、レンズ度数の提案をされます。
せおねこさんの場合、過剰矯正にならないギリギリのラインだと、視力1.5まで上げれますよ。ただしデスクワークとか、近いものをよく見る環境だったら、上げすぎると逆に目が疲れるから、視力1.2の方がいい場合もあるけど。どっちがいいですか?
旅行好きで景色よく見たいので、マックスの1.5で!
ICLのレンズは目の中に入れるから、同じ度数でもコンタクトやメガネよりはっきり鮮やかに見えますよ。だからコンタクトの1.5とICLの1.5では、ICLの方がよく見えることになりますね。
自分の環境(仕事内容や日常生活のスタイル)を確認され、先生と一緒に自分に最適なレンズの度数を決定していきました。
もし手術後に「度数上げすぎた……目が疲れるから下げたい」となっても、ICLのその特徴からレンズを取り出して希望の度数と交換することも可能です。
交換費用はクリニックにもよりますが、私が受けたクリニックでは期間は決められているものの、交換一回までは無償でしてくれました。
ただ、だからといって安易にレンズ度数を決めるのはおすすめされません。
どの手術にも言えますが、手術自体リスクを伴う行為です。なので安易に「またすればいいか〜」と考えず、可能な限り一回で終わるように慎重に度数を決めていきましょう。
先生とよく相談しながらレンズの度数を決めたら、次は手術にかかる最終金額を教えてくれます。(レンズ度数によって金額が変動するため、度数確定したタイミングで教えてくれます)
私はキャンペーン中だったのと、乱視レンズ不要&左目だけ高めの度数だったので
右目21万、左目28万の、合計49万かかりました。
料金確認後、ここで先生にICLを本当に受けるか、最終確認されました。
もしOKならこのまま先生と手術日調整して、最後に会計してさよなら!となりますし、やっぱり怖いし高いしこのままでいいや、となってもキャンセルすることも可能です。(ただし、それまでに受けた検査費用は返金されません)
術前検査の必要性
術前検査でレンズの度数を確定し、そしてそれに伴って最終金額も確定します。
視力は多少変動する可能性もあるため、適応検査時の視力検査だけで度数を決めるのではなく、術前検査時の視力も確認し、自分に最適なレンズ度数を決めます。
そしてレンズ度数確定により金額も決まるため、この料金でICL受けるかどうか、最終確認されます。
術前検査時にICLキャンセル(辞退)することは可能か
私が受けたクリニックでは可能でした。
なぜならICL治療に必要なレンズをまだ取り寄せていないので、辞退しても何も影響がないからです。
逆を言えば、レンズ取り寄せ後に辞退した場合、安くないレンズ費用をただ支払っただけになります。
また、クリニックによってはレンズ費用を一旦クリニック側で負担するパターンもあるので、取り寄せ後に辞退するとクリニックとしては大変困ることになります。
なので私が受けたクリニックでは、ICL治療を受けるか最終確認されOKと返事した場合、レンズ代だけ先に支払うシステムになっていました。(レンズ代を差し引いた残りの金額は、手術日当日に払いました)
自分にとっても、そして対応してくれるクリニックにとっても、慎重に最終決断をする必要がありますね。
術前検査を受けるときに気をつけるポイント
適応検査と違って、散瞳薬を使用しなかったのでその後の予定や運転に影響はありませんでした。
適応検査同様、保険証とお金があれば大丈夫です。
私が受けたクリニックでは、術前検査時の会計でレンズ代を支払うシステムになっていたため、クレジットカードを持っていきました。
支払いシステムについては、事前にクリニックに確認した方が安心です。(医療ローン使用可能か、クレジットOKか等)
まとめ
術前検査は適応検査と比べてはやく終わりますが、レンズ度数や金額、治療の最終決断などを行なったので、メンタル的に楽ではありませんでした。
私は最初から受ける!と決めていたのであまり迷いませんでしたが、迷っている人は引き返せるラインを事前に確認してから行くことをおすすめします。
- 術前検査では具体的に何をされるのか→視力検査、採血、先生と最終確認(手術の留意点説明含む)
- 術前検査の必要性(どうして適応検査だけではダメなのか)→レンズの度数を決めるため
- 術前検査後に「やっぱりICLやめます」とキャンセルすることは可能か→クリニックにもよるが、レンズ取り寄せ前だったら可能な場合が多い
- 術前検査を受けるときに気をつけるべきことはあるのか→今回は保険証とお金があればOK。ただし、事前にクリニックに確認した方が無難(支払いシステム等)
レンズ取り寄せに1週間ほどかかったので、自分の予定を確認し、術前検査後から2週間後に手術を行うことにしました。
次回はいよいよ実際に手術を受けた時の体験をお伝えします!(体験レポ④〜手術台でパニックになったこと〜に続く)
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