ICL体験レポ①~適応検査までの道のり~

ICLの感想

どうもはじめまして、せおねこです。

みなさんはICL治療ってご存知でしょうか。

実は私、数ヶ月前にICL(視力矯正手術)をしました。

「目にレンズ入れるの?!え、こっわ!!痛くない?!生きて帰って来れる?!」「コンタクトあるし、手術までする必要性ある?」

結論から言うと、麻酔するから痛くないし何されてるか全然分からないレベル。そして圧倒的裸眼の楽さ!

コンタクトって結構面倒だったんだなと再認識させられて、ICL受けてから毎日楽で快適。やってよかった……と毎朝しみじみ思っています。(起きてすぐ遠くの時計が見れる。手探りで色々手をぶつけながらスマホ探さなくていい)

ICLの存在を知るまで

私は子供の頃から目が悪く、乱視持ちで毎日メガネ、コンタクトをつけていました。

なのでICLの存在を知った時、「なにそれ!裸眼でもはっきり見えるようになるの!めっちゃ楽じゃんそんなの!!」と息を巻きましたが、「実際はどんな手術なんだろう。どこまで見えるようになるの?」と気になりましたので、自分と同じような人がいたときのために、私が実際に手術を受けた時の体験と感想を全てお伝えします。

ICL治療の内容とその特徴

ICLは、簡単にいうと目の中にレンズを入れることによって視力を矯正し、メガネ、コンタクト無しでも同等の視力が得られる手術です。

ICLとは略で本当は「Implantable Contact Lens」と少々長い名前です。長いのでここではずっとICLと呼びます。

他にもフェイキックIOL(有水晶体眼内レンズ)治療と呼ばれることもあるようです。(私は絶対に覚えられん)

レンズを目の中に入れますが、入れる場所が黒目の後側と水晶体の前面の間なので、外から見ても全然分かりません。(なので目を限界まで開こうが、至近距離で凝視されようが全く見えないので安心してください)

手術中は点眼麻酔をされるので痛みはほぼなく、ただ私は目の中にレンズを入れるときに感じる圧迫感と違和感がありました。

手術時間も短く、大体片目10分ずつなので長くても30分で終わります。

その時間さえ耐えればメガネやコンタクトなしの人生が待っています。(実際の手術の詳細は次の体験レポで伝えます)

ICLの特徴は、目の中にレンズを入れるだけなので、

もし自分に合わなかったときに取り外しが可能なこと(病院にも寄りますが、度数が合わなかった時に無償でレンズを取り替えてくれます)、手術時間が短いので日帰り可能、レーシックより優れた見方、またレンズ自体もUVカット機能もあるので気にされている女性には特に嬉しいですね。(紫外線ガチアンチ勢隊長)

ICLとレーシックの治療内容の違い

視力矯正手術といえば、ICLよりレーシックの方がよく聞きますよね。私も最初レーシックを受けようかと悩んだのですが、調べている際にICLの存在を知りました。

じゃあこの二つは具体的にどう違うのか?クリニックのホームページから引用したものがこちら。(レーシックの方が有名だからこっちの方が良いか!と違いを調べる前にクリニックに駆け込むことはオススメしないです)

レーシックは角膜を削って角膜の屈折力を調整して屈折を矯正します。角膜の厚さによって矯正範囲が限定されます。

ICLは虹彩と水晶体の間にレンズを入れて屈折を調整します。強度の矯正も可能で、またレンズを取り出し、元に戻すことも可能です。

栄眼科クリニック

レーシックは角膜を削って矯正するので、もし元の状態に戻したいと願ったとしても、一度削ってしまったものは戻らないのです。

その点、ICLはレンズを取り出せば元に戻せるので、心のハードルとしてちょっと楽ですね。(私がレーシックよりICLを選んだ大きな理由がここ!)

ただし、レーシックの方がICLより料金は安いので、料金重視の方はレーシックの方がいいかもしれないです。(大事な目の手術なので、きちんとクリニックで説明を受けてから判断してください。後悔しないように!)

ICLを受けるまでに必要なこと

「よし、ICL手術受けよう!!財布と保険証を持って明日クリニックへ行こう!そうすれば明日からコンタクトなしの人生だ!」と思っても残念ながらそれは叶いません。

なぜなら自分がICL手術可能か適応検査を受けて、判断が必要だからです。また、別日に術後検査して、うまくいけばその後日程調整してやっとICLが受けれます。

「じゃあ明日適応検査受けてくる!」となってもそれも難しいです

メガネしか使っていない人なら別ですが、コンタクト使用されている方は、適応検査までコンタクト装用中止が必要になるからです。

中止期間は装用しているコンタクトの種類によって違いますが、私は一ヶ月タイプのレンズだったので適応検査7日以上コンタクトを使用せず、メガネで過ごしました。

クリニックに予約するときはきちんと中止期間を確認してそれに合わせて適応検査日を予約しましょう。

クリニック予約→適応検査→術前検査→ICL術日→術後検査(複数回あります)

クリニックに予約する時に当日必要な持ち物を確認しましょう。私の場合、使用しているメガネがあれば持ってきて下さいと言われました。あとコンタクトレンズの度数も覚えておきましょう。ICLのレンズの度数を決めるときに参考になるそうです。

料金は大体どのぐらい?

ICLの料金。一番気になるポイントと言っても過言じゃないですよね。

クリニックや入れるレンズによって料金に差が生じますが、一般的な相場は大体両眼45万から66万だと言われています。これには診察費と検査費用、手術費やその後の術後検査全て含まれている場合がほとんどです。なのでこれはトータルでかかる費用だと思ってくれても大丈夫です。

また、クリニックによってキャンペーンをしているところもありますので、上記より安く受けられる場合もあります。私もキャンペーンを利用して、通常より10万ぐらい安く受けれました。

乱視がある人、近視度数が強い人はレンズもそれに合わせて用意しなければなりませんので、料金が高くなります。

実際にどれくらいの料金がかかるのかは、適応検査でICL手術可能と判断されたときの教えてくれますので要確認です。

ICL適応検査までの道のり(体験レポ①)

ここからは実際に私がICLを受けるまでの道のりと体験を綴りますね。

視力矯正手術に興味を持った理由は、コンタクトの面倒くささにうんざりしたからです。

毎朝コンタクトを装着する時間、装着時間を気にし、時間内に外して洗浄液につける時間。

しかも目に異物があるものなら激痛、レンズや洗浄液の費用も気になる。でもだからってメガネは目が小さく見えるし、今のご時世マスク必須だから曇り防止用にメンテしないといけない。あとなぜかメガネをつけていると頭痛がする(この原因は意外なことに適応検査で判明されました)。

そんな時、SNSで視力矯正手術のことを知りました。

どうせお高いんでしょ?と思ったら、発生費用と年収にも寄りますが医療費控除でいくらか戻ってくるらしく。

今後のレンズや洗浄液の費用、そして時間と面倒さを考えれば、早く受ければその分元を十分取り返せるとのこと。

早速ネットで調べ、レーシックよりICLの方が自分に合っていると感じたので、すぐに対応しているクリニックを検索して電話で予約しました。(県内にはなかったので、県外のクリニックを予約しました)

その際にコンタクト装用中止と保険証、適応検査費用代(現金)を持ってきてほしいと言われました。

クリニックから告げられたコンタクト装用中止期間は7日以上だったので、指示通りにその期間はメガネで過ごしました。(夏だったのでマスク+メガネはコンタクト以上に顔が蒸し蒸し。顔痩せするんじゃと期待しましたが無理でした)

個人的にICL手術前で一番辛かったのはこのコンタクト装用中止期間ですね。(長時間のメガネ使用は慣れていないのもあって)

そしてやっと適応検査当日、私は電車に乗って県外のクリニックへ向かいました。

そこで病院で初めて2時間以上の検査を体験することになりました。(体験レポ②〜適応検査〜に続く)

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